PROFILE   Aki Iwata

ワイヤージュエリーに出会うまで  ー「今」へと繋がる不思議な運命

 

静岡県静岡市で生まれ育ちました。

小さい頃は、野原を駆け回る ”おてんば娘”!!

4歳違いの妹がいる責任感が強い長女で、家族の中ではムードメーカーのような存在でした。
(変わらず、今も^^)

物心ついた頃から、絵を描くことや工作が大好きで、中学生の時には、「美術の時間が1日中、続けばいいのに」と思うほど、手を動かし何かを生み出すことに熱中しました。

付属の高校に入ると、美術のクラスがなくなり、
次第に、アートのたのしさを忘れ、大学受験へと臨みます。

大学で専攻したかったのは、心理学。
こころの仕組みに興味を持ち、将来はカウンセラーになりたいと思いました。

ですが、心理学部を希望して受験したすべての大学に落ち、後期試験で合格した大学のうち、最終的に選択したのが「芸術学部造形コース」で受験した大学

まさに、運命のいたずらのように、再び、アートの世界へと導かれます。
(「万事塞翁が馬」とはよく言ったものです^^)

 

大学では、芸術学の歴史や舞台芸術について深め、実技では、デッサン、油絵、陶芸、彫刻、グラフィック、プロダクトアートデザインなど様々なジャンルの技術に触れました。

そして、初めてのヨーロッパ旅行は、2週間で5カ国7都市を巡る強行スケジュールをこなし、珍道中の中、感性を養いました。(笑)

 

大学で特に印象的だったのが、ジュエリーブランド「4℃」でデザインをされていた先生のクラス。

好きな植物をデッサンをし、それをもとに、
食器のデザインを考え、みんなの前でプレゼンをするというもの。

食器とは何の関係もない、植物のデッサンからひとつの製品をつくる、まさに、ゼロからデザインを生み出すたのしさといったら、今、思い出しても、胸がわくわくします。

そのクラスをきっかけに、植物たちの美しい曲線、フォルムに惹かれ、卒業論文には、自然の樹木や草花をモチーフにしたテキスタイルデザインで有名なウィリアム・モリスを選んだほど!!

 

振り返ると、この時に出会った
「ジュエリー」「曲線」「無から生み出す」「自然界の美しさ」というキーワードが、今に繋がるなんて想像もできなかったことです。

 

次回は、「人生はじめての”どん底”から、偶然の天然石の世界との出会い”」を綴ります

 

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